症例供覧

エンドペリオ 症例1症例提供:吉江 誠先生(神奈川県開業)2016年2月12日

右下7番、腫脹を伴う疼痛を主訴で来院。パノラマでは骨吸収像がみられ、EPTにより失活歯。 ポケットから排膿(+)。
感染根管治療ならびにフラップを開けて掻爬。根管ならびに治癒後のポケットへ光殺菌。
治療の術式は従来とは変わらないが、光殺菌の殺菌効果を感じる。光殺菌の併用により安定した結果が得られたと実感。

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術前

光殺菌_術前-01

動揺(+)、咬合痛(+)、打診痛(+)、BOP(+)、ポケットは7㎜以上、EPT(-)。あきらかにペリオエンドの状況。

術中

エンドペリオ光殺菌処置中-01
エンドペリオ光殺菌処置中-02

感染根管処置ならびにFOPによるポケット内掻爬を行う。
FOP術中並びに術後に光殺菌を行う。

1ヶ月後

エンドペリオ光殺菌_1ヶ月後

根充後のデンタル。骨の透過像が少なくなってきている。

5ヶ月後

エンドペリオ光殺菌_5ヶ月後-01
エンドペリオ光殺菌_5ヶ月後-02

動揺(-)、咬合痛(-)、BOP(-)、ポケットも最深部3mmになる。デンタルでは骨回復も認められる。
歴然とした症状の改善が見られ、現在も定期なメンテナンス時に光殺菌を行っている。

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